ダーリンごめんね日記

おばあちゃんに届けたいものがあるのだけど、道がよく分からない。ここらへんの道に詳しい友達に道を聞きながら歩いていると、雨が降ってきた。すると友達は車をもってきてくれて、おばあちゃんの家の近くまで送ってくれると言われたので、「ラッキー」とばかりに乗り込んだ。車の中には5、6歳くらいの女の子がいた。妹らしい。そして途中で友達の家に寄っていこうと言う話になった。
妹とはすぐなかよくなり、3人で写メールをして楽しんでいた。写した写メールの一覧を見ていると、3人の後ろにいるはずのない人物が写っていた。長い髪が顔まで被い被さり、その隙間から青白い肌がのぞいていて、幽霊だと思って怖くなりその写真を消去した。一方、他の2人は私ほど驚いた様子もなく、私にこう言った。
「これは昔の彼女だ。」友人の彼女は不幸な事故でなくなったらしい、ということ。そして部屋の端に仏壇があるのに気が付いた。 
そして、仏壇の側に幽霊がたっていた。彼女は私に対して怒りを覚えている様子で私に「彼と付き合うつもりなら、今ここで結婚を誓え」と言った。わたしがびっくりしていると、彼は私に「黙っていたけど前から好きだった。結婚してくれ。」と言った。よくみると彼は長身で長瀬似で割とかっこよい。独身ならすぐにOKするところだけど、ちょっとまって、今は決められない。そして、旦那と別れよう・・そう思ってしまった。
でもまだ手も握っていない彼との結婚をいきなり決めるのはさすがに不安だ。そこで目の前の不気味な元彼女にひとつ聞いてみることにした。「彼はカっとなったら暴力を揮うタイプなの?」まともに返事が返ってくるはずもなく、でも自分は付き合うなかでこれに一番重点をおいているのだなーと気づいた。
そしてまた3人+お化けで和気藹々としていると、なぜか小学校の時のクラスメイトがやってきた。そしていきなり私の小学校時代を語り始めて、私が作ったものすごくくだらない替え歌を披露しはじめた。あまりにもくだらなすぎる歌詞に才能を感じるくらいで、そんな昔の自分に酔いながら笑っていた。そのなかに「棺桶が燃えちゃったー」みたいな歌詞があったせいか、いきなり幽霊が怒り出した。怖かったけどこんなくだらない替え歌に本気で怒り出すなんて、どうしようもないやっかいな幽霊だなあと思った。でも彼と幸せになりたい私は心の中ではくだらないと思っていながら幽霊に平謝り。
旦那にどうやって別れ話を切り出そうか・・と悩んでいると、誰かが私が妊娠していると言い出した。ぜったいにありえない!誰の子?本当に身に覚えがない!しかも元彼女の幽霊が「産ませておやりよ。」とカッコつけて私をかばうように立ちはだかってる!そんな昼ドラみたいな展開あるわけないだろう!と思いながらも
「わたし絶対産みません!おろしますから!」
と叫んで目が覚めた。あーだるいー。睡眠時間7時間か・・寝すぎだよ・・。

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