光あれ


「出口だ……」

階段を駆け上がる。光のカーテンを抜けると、今までの静寂さが幻であるかのようなざわめき、そして……

いらっしゃいませぇ〜

という明るい呼び声。不振に思い、辺りを見回す我々が見た物は……

売店でした。

良く見るとさっきの自販機が店の入り口の所に見えます。我々はムー大陸を1周してきたようです。取り敢えずまた博物館に入ったりして無限地獄に陥ろうと思ったが、まみりんに阻止され断念。

で、安心してしまうと、早速店内のおみやげを物色し始める我々であります。

しかし、まるで普通。特産品が無い。と思ったら、プレミアムグッズ(コアな人達に)はこぞって売り切れでした。残念!仕方が無いので入り口に有った自販機でプライム聖水を更に購入。

後日これを友人の卑語君に飲ませてみると「なかなかイケるね、これ!」と最初の10分だけ元気だったのを、昨日の事のように思い出します。

あのあと「なんか頭が痛い」「気分が悪くなってきた」「もう帰るわ」と3段活用を見せ付けられた時は流石に焦りました。

↑おや、どこかで見たような……?↑


今度こそ市内に帰れる……