Mankai Image Browser(MIB) マニュアル

ローカルの画像・ZIP・動画をサムネイルで一覧し、見る・読む・振り分ける・整理するための Windows 用画像ブラウザです。

最新バージョン:v1.9(2026-10-01 公開)
マニュアル更新日:2026-09-30

やりたいこと別の入口

はじめに(最初に読んでください)

動作に必要なもの

起動しないときは、まず .NET 8.0 Desktop Runtime が入っているか確認してください。

https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet/8.0 の「.NET Desktop ランタイム」から、「Windows」の「x64」インストーラーを選んでインストールします。

AVIF 形式の画像を見る場合だけ、Microsoft Store の「HEIF 画像拡張機能」と「AV1 Video Extension」(どちらも無料)が必要です。入っていないと、AVIF の画像は一覧にもビューアにも出ません。

起動

  1. 配布された zip を展開し、できたフォルダを好きな場所に置きます。
  2. フォルダの中の MankaiImageBrowser.exe を実行します。

インストールは不要です。レジストリも使いません。やめるときはフォルダごと削除するだけです。

体験版と製品版

使い道ガイド

よくある作業を、実際の手順で紹介します。

大量の画像を番号キーで振り分ける

ダウンロードした画像や生成した画像を、「採用」「保留」「キャラ別」などのフォルダへ次々に分けていく作業を、キーボードだけでできます。

  1. ⚙ 設定 の振り分け先フォルダに、分けたいフォルダを登録します(最大99件)。並べた順番が、そのまま番号になります。
  2. 一覧で画像を選ぶか、ビューアで画像を表示します。
  3. W(移動)または Q(コピー)を押すと、振り分け先の一覧が出ます。
  4. 番号を打って Enter で実行します。打っている途中は、その番号に当てはまる候補だけに絞り込まれます。

ZIP の本を解凍せずに読む

  1. 一覧のツールバーの 📦 で 通し を選びます(Z でも切り替え)。
  2. ZIP を開くと、中の画像をそのままビューアで最初から読めます。
  3. ビューアのツールバーで 見開き を選び、右から読む本なら 右開き にします。

ZIP から必要な画像だけ取り出す

  1. 一覧のツールバーの 📦 で 一覧 を選び、ZIP を開きます。中身がフォルダのように並びます。
  2. 取り出したい画像を選び、右クリックの「ブックマークへ取り出す」で、登録してあるフォルダへ直接取り出します。コピー(Ctrl+C)して、別のフォルダに貼り付けることもできます。

画像の色を直す

  1. ビューアで画像を開き、🎨 色調補正(E)を押します。補正前と補正後が左右に並びます。
  2. まず 自動 を試します。白飛び・黒つぶれしない範囲でコントラストを最大にし、色かぶりを取ります。何をしたかはパネルに表示されます。
  3. 好みに合わせて、露出・コントラスト・彩度などのスライダーや、フィルタ(ビビッド・モノなど)で調整します。
  4. 保存...(Ctrl+S)で、別名(元の名前_adj)で保存するか、上書きするかを選びます。

よく使うフォルダへすぐ移る・移す

  1. よく使うフォルダを開いて Ctrl+B(またはフォルダツリー・一覧のフォルダを右クリック)で、ブックマークに追加します。
  2. ブックマークは「作業中」「資料」のようにカテゴリで分けられます。ドラッグで並べ替えもできます。
  3. ブックマークをクリックすると、そのフォルダへすぐ移ります。

2台のモニタで使い分ける

4K と FHD のように解像度の違うモニタを並べて使うとき、それぞれに合ったレイアウト(左の欄の幅・サムネイルの大きさ・文字の大きさなど)で使えます。

  1. 4K のモニタで見やすいように調整し、Ctrl+Shift+4 で 4K 用として保存します。
  2. FHD のモニタで同じように調整し、Ctrl+Shift+F で FHD 用として保存します。
  3. ウィンドウを別のモニタへ動かすと、そのモニタ用のレイアウトに自動で切り替わります。

両方のモニタで同時に開きたいときは「2プロセスモード」

設定で ON にすると、モニタごとに別々の MIB を起動し、ウィンドウの位置やレイアウトを別々に覚えます。ブックマークや振り分け先は両方で共有されます。詳しくは レイアウト・2プロセスモード。

画像をまとめて変換・圧縮する

MMR・SMM で開く

ManualMosaicRetake(MMR)や SerifMangaMaker(SMM)などのソフトを登録しておくと、MIB で選んだ画像をそのまま開けます。

  1. ⚙ 設定 の外部プログラムに、ManualMosaicRetake.exe や SerifMangaMaker.exe を登録します。↑/↓ で並べ替えられ、その順番でメニューに出ます。
  2. 一覧で画像を右クリックし、「プログラムから開く」から選びます。

※ MMR・SMM は、渡された画像のうち1枚を開きます。1枚だけ選んでから開いてください。

スライドショーで流し見る

  1. ビューアのツールバーの 🎞 の欄で、「間隔」を秒で決めます(1〜60秒)。
  2. ▶ 開始 を押すと、その間隔で次のページへ進みます。もう一度押すと止まります。

一覧画面

画面の見かた

対応している画像:JPEG・PNG・BMP・GIF・TIFF・WebP・AVIF(AVIF は 拡張機能 が必要)。

表示・並び順・検索

ファイル操作

フォルダツリー・ブックマーク

ビューア

一覧で画像をダブルクリックするか、Enter で開きます。F11 で全画面になります。どのモニタに開くかは設定で選べます(本体と同じ/前回のモニタ/指定したモニタ)。

見開き

拡大・移動

回転・切り抜き

色調補正

🎨 色調補正(E)で、補正前と補正後を左右に並べて比べながら調整します(使い方の例)。

機能内容
調整iPhone「写真」アプリと同じ15項目(露出・ブリリアンス・ハイライト・シャドウ・コントラスト・明るさ・ブラックポイント・彩度・自然な彩度・暖かみ・色合い・シャープネス・精細度・ノイズ除去・ビネット)
自動白飛び・黒つぶれしない範囲でコントラストを最大にし、色かぶりを取る(Photoshop の自動カラー補正と同じ考え方)
フィルタビビッド(通常/暖かい/冷たい)・ドラマチック(通常/暖かい/冷たい)・モノ・シルバートーン・ノアールの9種類。強さも調整できます
青基調画像を青のグラデーションに置き換える。白点(自動検出あり)・ガンマ・暗部の締まり・青さを調整(フィルタとは同時に使えません)
保存保存...(Ctrl+S)で、別名(元の名前_adj)か上書きかをその都度選ぶ

※ iPhone の計算方法は公開されていないため、フィルタと各項目の効き方は近いものです。Esc で色調補正を終えます。

ZIP

振り分け

使い方の例は 大量の画像を番号キーで振り分ける。

レイアウト・2プロセスモード

レイアウトプリセット

2プロセスモード

サムネイルキャッシュ

設定

⚙ 設定 で開きます。タブ(一覧/ビューア/ファイル操作/起動・モニタ/連携/その他)に分かれています。主な項目は次のとおりです。

内容設定できること
起動起動時に開くフォルダ(前回のフォルダ/決めたフォルダ)、起動時のアップデート確認(最初は OFF。「今すぐ確認」もあり)
一覧の見た目ファイル名の文字の大きさ、種類ごとの文字色(フォルダ・ショートカット・ZIP・ファイル・動画)、表示しない拡張子、フォルダのサムネイルにアイコンを使うか
ビューア開くモニタ、見開きの対象ページの枠(操作したときだけ/常に/出さない)、キーの割り当て(15の操作。← → ↑ ↓ Esc Ctrl+S は固定)
ZIP開いたときの動作、取り出したファイル名の先頭に ZIP 名を付けるか
振り分け振り分け先フォルダ(最大99件)、番号を打った瞬間に実行するか(9件以下のとき)
ファイル操作削除前・上書き前の確認、画像変換の品質と変換後に元を消すか
連携外部プログラム(「プログラムから開く」に出るもの)、「ここで Claude Code を開く」を出すか
キャッシュ場所、先読み、孤立削除・全削除・メモリ解放、起動時に孤立キャッシュを消すか
2プロセスモードON/OFF、起動時のモニタの決め方、両方のモニタで開くか、閉じたときの動き、モニタごとに別々にする項目

ショートカット一覧

F1 で、アプリの中にも一覧を出せます。パス欄・検索欄に入力している間は、一覧のキーは働きません。

一覧

キー動き
Backspace/Esc/Ctrl+↑親フォルダへ
Ctrl+←/→戻る/進む
F5今のフォルダを最新にする
Ctrl+Home/End一覧の先頭/末尾へ
矢印キー(Shift で範囲選択)サムネイルの移動
Enter開く
Ctrl+A/C/X/Vすべて選択/コピー/切り取り/貼り付け
Deleteゴミ箱へ
F2名前の変更
Ctrl+B今のフォルダをブックマークに追加
Q/W振り分け(コピー/移動)
ZZIP を開いたときの動作(一覧⇔通し)
Ctrl+4/F4K 用/FHD 用のレイアウトを使う
Ctrl+Shift+4/F今のレイアウトを 4K 用/FHD 用として保存

ビューア

← → ↑ ↓ Esc Ctrl+S 以外は最初の割り当てです。設定で変えられます。

キー動き
← →前・次のページ(右開きのときは逆)
↑ ↓1ページずつ移動(見開きのとき)
Deleteゴミ箱へ(見開きのときは選ぶ画面)
R/Shift+R右回転/左回転(表示だけ)
Ctrl+S回転をファイルに保存(色調補正中は補正した画像を保存)
C/E切り抜き/色調補正
F11全画面
;/-/ホイール拡大・縮小
右ドラッグ/F5〜F8拡大中に画像を動かす
N見開きをやめて1枚表示に
Q/W表示中の画像を振り分け(コピー/移動)
Z次に ZIP を開いたときの動作を切り替え
Esc色調補正を終える/全体表示に戻す/切り抜きを取り消す/ビューアを閉じる

データの保存場所

ファイル・フォルダ中身場所
mib_settings.xml設定・ブックマーク・振り分け先などexe と同じフォルダ
mib_settings.layout.*.xml2プロセスモードでの、モニタごとの設定exe と同じフォルダ
cacheサムネイルのキャッシュ(場所は設定で変更可)exe と同じフォルダ

アップデートのしかた

アップデートの手順は、同梱の README.md に書いてあります。お使いの版によって手順が変わることがあるため、新しい版の zip に入っている README.md を見てください。

設定・ブックマーク・振り分け先は exe と同じフォルダにあります。新しい版を別のフォルダに展開して起動すると、それらが引き継がれません。

使っているライブラリとライセンスも、同梱の README.md に載せています。

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